!お知らせ!日経ウーマン連載漫画 10月号 ”歴史に学ぶリーダー論 キャリアや生き方に悩んだらヒントは歴史にあり!”~監修者として~

問題解決力を高める、たった1つのこと

顧客創造企業の戦略

基本として、問題解決力が高い人がいます。

そのような人は、目の前になにか起こると、自分の力で解決できます。

当然、幸せな人生を手に入れやすいですし、他人よりも豊かになるチャンスも多い。

夢を叶えたい、人生を豊かで実りあるものにしたいなら。

問題解決力が高いことは、必須であるといえます。

一方で、みじめなほど問題解決力のない人もいます。

このような人は、一般的に残念で悲しいことが多い人生で終わるものです。

 

では、問題解決力の高低は何できまるのでしょうか。

たった1つ、それは自己責任の感覚があるか否かです。

○○が起こったのは、自分の責任であるという感じ方、考え方。

これができる人は、問題解決力があります。

逆に、あらゆることを「他人の責任」にして、他者を責める

ことで解決しようとする人には、問題解決力がありません。

自分の責任=自分で変えていくことができる、という感覚だからです。

書籍『主体的に動く』(ディスカバー社)では、この自己責任の感覚を

4つのステップに分けています。

1.現実を見つめる

2.当事者意識を持つ

3.解決策を見出す

4.行動に移す

現実を受け入れない人、現在の状況が「自分の責任ではない」と考える人は

人を責めながらも、自己無力感にさいなまれます。

そのような人は、絶望的に問題解決力がありません。

問題解決力のある人、ポジティブ思考の人は、そのような人を嫌う

はずです(一緒にいて良いことが何も起こらないので)。

最近は、accountability(説明責任)という言葉もよく使われますが、意味を広げて責任の自覚という形でも使われています。ブラック企業のような悪用はぜったいにダメですが、ビジネスにおける自己責任の感覚は、その人やチームに大きな問題解決力を授ける重要なものだといえるでしょう。

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