「目の前の現実と戦っても何も変えることはできない。
何かを変えたければ、今あるモデルが時代遅れになるような、
新しいモデルをつくるべきだ」
(書籍『ティール組織』より、リチャード・バックミンスターの言葉)
これは、アプローチの問題。
人は「現状がダメ!」だと分かっても、ほかの道がないと
行動を変えられない。
私たち側が、相手を変えることもできない。
通勤などを考えればすぐわかる。
最短ルートがこれしかないと思っていれば、複雑でめんどうな道でも
通らざるを得ない。
しかし一旦、誰かがもっと速く、快適なルートを発見して
その道で得をしている姿をみんなが見かけたら。
もはや、新しいルートを通ることしか、多数の人は考えない。
古い道には、見向きもしなくなる。
新しいモデルを示せ!というのは、社会変革でも企業組織でも
非常に重要なポイントになるのです。