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「どうやるか?」ではなく、「何をやるか?」を考える人が勝者になる

顧客創造企業の戦略

仕事の区分けはいろいろありますが、決定的に違うものが2つあります。

どうやるか?」の仕事と、「何をやるか?」を決める仕事です。

まず、「何をやるか?」については、ビジネスならば

・どんな商材を扱うか?

・誰に売るか?

・どんな値段で売るか?

・どんな価値を表現するか? などです。

「どうやるか?」は、上記が決まったあとに、それをどう実現するかを問うものです。

あなたは今、2つのどちら側のプロ(専門家)になっているでしょうか?

2つのどちらの区分でも、大きな成果を上げるプロはいます。

しかし、ビジネスを俯瞰的に見た場合、圧倒的に強いのは「何をやるか?」を上手く決定できる側です。「何をやるか?」、ここで成果の90%は決まってしまうからです。

経営のプロとは「何をやるか?」を、最善の形で決めることができる人です。

営業のプロは、決まったものを「どう売るか?」を最善の形で実行できる人です。

 

どちらが代替が利かないか?あえて言えば前者(経営のプロ)は取り換えるのが難しい。それくらい、「何をやるか?」を決めることで、成果の大部分が固まってしまうのです。

 

これは私たち個人の人生全体にも言えます。

住む場所を決めれば、生活のスタイルの多くがその場所に規定されます。どの学校に入るかで、どんな学生生活であるか、ある程度の規定が生れます。

どの会社に入るかで、どんな仕事人生であるかの大きな枠組みが決まってしまうのです。

 

この「何をやるか?」を人に委ねるのは、大変ラクです。頭をひねらなければいけないことを丸投げして、その下で働くことを意味するからです。しかし、私たちの人生から「最大の成果を得るには」、この「何をやるか?」の決断から逃げないことが一番大切なのです。

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