!お知らせ!日経ウーマン連載漫画 10月号 ”歴史に学ぶリーダー論 キャリアや生き方に悩んだらヒントは歴史にあり!”~監修者として~

軍事戦略と経営戦略の3つの共通点

顧客創造企業の戦略

軍事戦略と経営戦略、成果につながるプロセスが3つの点で共通する。

1.優れた目標を立てる必要性

2.実現のために幅広い手段を見つける

3.ゴールへの計画と実践からのフィードバックの両輪をまわす

 

1.優れた目標は極めて大切です。目標なんて、当たり前にあるでしょ、というわけにはいかない。

ビジネスを始める時には、何を売るか、どんな形で誰に売るか、チームの仕組みはどうするのか。いろいろ決めなければいけない。

なんでもベストな形に!できればいいのだけれど、実際にはできない。

したがって、与えられた環境と条件の中で、何を目指すことで成果を積み上げて、それを拡大できるのかを考え、「優れた目標」を設定すべき。

優れた目標、と言っても、この単語を熱心に分析・解説していくだけで一冊の本が書けそうです。

あえて短くすれば2つ。

1=優れた目標は1つの到達で複数の利益をもたらす。

2=優れた目標は、(達成までの)リスクが少ない割に、得るものが多い

勝者と敗者は、同じ量の努力をしていても、まったく違う目標を追いかけている。

2つ目の、実現のために幅広い手段を持つことの大切さについて。

言うまでもないですが、あらゆる目標が同一の手段では達成できません。

7つ道具とまでいかないまでも、複数の道具が必要。

違う問題にぶち当たれば、すぐにギブアップしてしまうのは困りますよね。

だからこそ、達成のために幅広い手段を見つける(心構えや頭脳)ことが勝敗を分けるのです。

3つ目の計画とフィードバック。

よい計画は実行を容易にしてくれます。適切な段階に分けるほど、心理的なストレスも

少なくできる。

さらにフィードバックが効果的なら、脱線や成果の最大化へ短い時間で辿りつける

ことにもつながるのです。

 

 

 

 

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