!お知らせ!3/13 新刊発売 "「思考法」の必読書50冊、1冊で図解してみた" ~今こそ読みたい!~

古代の兵法書や軍事戦略の特異性

優れた学習

軍事においては、1.敵を打ち負かす、2.自国を防衛する、の2つが基本。

極めてシンプルな目標設定である。

そのため、古代兵法書や軍事戦略の書籍には、存在しない項目がある。

「優れた目標設定」に関する記述、それがほとんどない。

これはとんでもない欠陥であるにも関わらず、議論されたことがないポイント。

結果として、どんなことが起こるのか。

古代兵法書や軍事戦略を愛読する人の中に、驚くほど実務能力の低い人が出てしまう。

非常に勤勉で真面目、物知りなのに仕事ができない。

彼らは、兵法や軍事戦略で「勝ち方を学んだ」と考えている。

しかし、「目標設定ができない」。

目標を与えられないと活動できない自分に気づいていない。

だからこそ、知識人であっても実務人ではない人になってしまう。

これは大変残念なことだと思います。

兵法書、戦略書、実務教養の本。

実務的な思考体系として適切な円環ができているか。

しっかり理解してから学ぶことが大切でしょう。

優れた目標を自ら設定できない人は、人生では落伍者になる可能性が高いからです。

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