この事例では、コンサルティング開始時に、大手他社からのさまざまな攻勢を受けていて、かなり受注競争が厳しい状態でした。
合見積りでの、採算度外視の価格を出してくるなど、大手はなりふり構わない状態だったと聞いています。同じエリアのみ広告費を大量投入という他社も。
このケースでの成功ポイントは3つです。
  |
エリアの分散状態をどう強みに変えるか |
これはほとんどの場合盲点なのですが、どこに店舗が存在しているかを強みに変える説明ができるかどうかが、この会社が新しい強さを発揮できるかどうか
の最大のポイントだったのです。(但し、地域密着とはまったく異なる表現を導入)
  |
自社に歴史がある、という点を「新しさ」へ変換 |
多くの企業が間違えてしまうことですが、創業から歴史が長いことが武器になるときもあれば、弱点になることもあります。
このクライアントは20年以上の歴史がある企業でしたが、この業界での新しいブームが始まりつつあるタイミングでは、この歴史の長さをただ単に強調することは集客上マイナス要因が強いと判断されました。
これは簡単に言えば「古い会社」だと思われてしまう、というわけです。この対策として、現状の状態を「最新の存在」として表現できる構造のフレーズをいくつか作成し、各場面で採用をしたのです。
  |
「価格勝負」つまり安さを売りにすることを完全に否定 |
弊社導入時点では、セールを主体とした値引きチラシ等が幅を利かせていましたし、価格攻勢で攻めてきている他社がほとんどでしたが、仕入れの数量等から、値引き競争では勝てないことが明白でした。
したがって、価格で勝負するという方向性を完全に否定し、そのほかの「お客様から評価される別基準」を探し導入することにしたのです。
これらのことが相乗的に効果を発揮し、またクライアント側も積極的に活動をして頂いたことで1案件当たりの受注金額は、時間に比例して大きくなっていく好循環を導き出しています。 |